水嶋ヒロ

賞金を辞退したが、印税がガポガポで賞金の何倍もの金が入ってくるらしい。
それにしても、受賞から出版までの流れが早すぎないか？

やっぱり選考委員の中に「これは水嶋の応募作品」と知っていた委員がいて
そいつが強烈にプッシュしたらしい。

そりゃあ、無名の文学オタクに賞あげても
新人のデビュー作はそんなに売れないだろうし、
どうせなら注目される人に贈りたいもんだ。

賞に値するかどうか、自分の目で確かめてみたいのだが、
買って読んだら、それこそ水嶋とポプラ社の思う壺のような気がする。
ちょっと待てば、ブックオフで100円でワゴンセールされるだろうから
焦ることはないな。

それまでは水島しんじの「あぶさん」でも読んでいよう。30年くらいつづいた連載だから
読みきるのは難しい。