ジャミラ（ウルトラマン）

小栗はケーブルテレビに加入している数十の番組が見れるのだが、見ているのはアメリカの野球とアメリカのプロレス（ＷＷＥ）とウルトラシリーズ（ウルトラマンとウルトラセブン）の再放送がほとんどである。

ウルトラシリーズは子供の頃から何度も見ているのだが、何度見ても泣ける話しがある。
ウルトラマン第２３話「故郷は地球」
ウルトラマンが唯一、怪獣でも宇宙人でもなく、地球の人間と戦った話しである。

某国の宇宙飛行士ジャミラはロケットの故障により地球に帰還できなくなるが、事故の発覚をおそれた国家首脳達によって見捨てられ、事実も封印される。水のない惑星で生き延びたジャミラは環境の変化により怪獣のような容姿になるが、人類への復讐のためにロケットを修理して地球へ帰ってくる。そして、国際平和会議の会場目指して侵攻する。
科学特捜隊パリ本部は「事実は隠し、ジャミラを怪獣として排除する」との命令を伝える。
イデ隊員は「ジャミラは自分たちの先輩だ。戦えない」と抵抗するが、科学特捜隊は「ジャミラはもはや人間の脅威だ」ととりあわない。しかし、街を破壊していたジャミラは、イデに「ジャミラ、お前は人間の心をなくしちまったのか！？」との叫びを耳にすると、破壊をやめ、戸惑いの表情をみせる。ジャミラはまだ人間の心を持っていたのである。しかし、ウルトラマンはいつになくドライにジャミラをやっつける。。。（何のためらいもなし）
戦い後、イデはジャミラの墓の前で、みんなの呼ぶ声を無視して涙をこらえながら、いつまでもたち続けるのだった。

いやー、中身の濃い３０分ドラマだ。。。速水もこみちが３時間かけても伝えられないメッセージが伝わってくる
イデ隊員の俳優は今、何やっているんだろう？アラシ隊員はラジオ番組で商店街をどさまわりして「くそばばあ、まだ生きてんのか？」などと暴言を吐きまくっていたが・・・・