ハイド(ラルクアンシエル)
20世紀の終わり、職場の同僚に畑田君(仮名)という人がいた。彼は、歌がめちゃめちゃうまかった。特にラルクアンシェルを歌わせると、「あれ、ハイドきてる!?」と一瞬思ってしまう。残念ながら顔はビジュアル系ではなかったが。「俺よりうまい奴はそうはいないっすよ!!」彼は豪語していた。
その頃、アサヤンというオーディション番組がはやっていて、僕は毎週鈴木あみちゃんの成長をテレビで応援していた。そしてある日「鈴木あみに続け!男子ボーカリストオーディション」の告知があった。
正直受かるとは夢にも思わなかったが、鈴木あみに会えるかもと思った。でも、さすがに一人は不安だった。めずらしい。オマーンまで一人で旅する男が。
そして畑田君に声をかけると彼はノリノリだった。カラオケボックスで畑田と2回練習した。舞台度胸をつけるため、上半身裸になり互いの胸に逆水平チョップを打ち合いながら歌った。すると不思議なことに、自分自身もほんの少しいけそうな気がしてきた。。。。
そして、ある8月の暑い日、僕は最初で最後のオーディションへ向かった。そこに鈴木あみがいると信じて・・・・・
その頃、アサヤンというオーディション番組がはやっていて、僕は毎週鈴木あみちゃんの成長をテレビで応援していた。そしてある日「鈴木あみに続け!男子ボーカリストオーディション」の告知があった。
正直受かるとは夢にも思わなかったが、鈴木あみに会えるかもと思った。でも、さすがに一人は不安だった。めずらしい。オマーンまで一人で旅する男が。
そして畑田君に声をかけると彼はノリノリだった。カラオケボックスで畑田と2回練習した。舞台度胸をつけるため、上半身裸になり互いの胸に逆水平チョップを打ち合いながら歌った。すると不思議なことに、自分自身もほんの少しいけそうな気がしてきた。。。。
そして、ある8月の暑い日、僕は最初で最後のオーディションへ向かった。そこに鈴木あみがいると信じて・・・・・
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